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ゲラルト

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 ケィア・モルヘンの山城で育ち、そこで訓練を受け、ウィッチャーの“狼流派”として学んだリヴィアのゲラルトは、現存する数少ないウィッチャーたちのひとりであり、おそらくは世界でもっとも熟練したウィッチャーだ。

 ここ数十年、彼は世界を旅し、各地で依頼を受けては、“鋼の剣”と“銀の剣”を手に、危険な怪物を駆除している。彼は特殊な変異をくり返したため、その戦士としての能力は完璧に近く、匹敵する者はわずかである。その性格は冷静沈着。超人的なスピードと運動能力を持ち、剣術と“印”の達人でもあるため、戦闘能力はほかのウィッチャーと比べても群を抜いている。ゲラルトの体に刻まれた多くの傷跡は、彼がウィッチャーとして多くの勝利を経験してきた証である。なぜならウィッチャーは、それほど多くの傷を受ける前に命を落とすことが多いからだ。

 また、ゲラルトは、その怪物退治の腕も長年にわたり高い評価を受けてきた。彼は依頼された仕事を迅速かつ効率的に遂行するため、一般市民から王族まで、彼に仕事を依頼したがる人々は絶えない。その風貌から“白狼”とも呼ばれ、その仕事ぶりは、彼が解いた呪いの数々や退治した怪物の話とともに、北方諸国全体へ知れ渡っている。

ゲラルトのこれまでの冒険

ウィッチャーたちのあいだで死亡したと考えられていたゲラルトが、“ワイルドハント”と呼ばれる亡霊の軍勢に追われ、ウィッチャーの仲間たちのもとに突然の帰還を果たす。しかし、彼はそれまでの記憶をすべて失っていた。

 ウィッチャーの社会的な中立を保つことが難しくなってきたころ、運命はゲラルトを犯罪者たちの抗争や反乱計画、王たちの陰謀に放り込んだ。彼が北方諸国の一角をなすテメリア王国のフォルテスト王を暗殺計画から救うが、その直後、フォルテスト王は別の暗殺者によって殺害されてしまう。暗殺計画の黒幕であるニルフガード帝国によって、王殺しの濡れ衣を着せられたゲラルトは、記憶を取り戻し、汚名を雪ぐことに成功する。

 取り戻した記憶の中には、かつての恋人イェネファーも含まれていた。政治的な駆け引きから解放され、イェネファーの捜索を始めるゲラルトは、自身の養女シリに危険が迫る夢を見る。北方諸国とニルフガード帝国が雌雄を決する大戦を行う中、ゲラルトは愛する者たちを見つけ出すため、世界中を巡る。一歩ごとに迫る、謎めいたワイルドハントの気配を感じながら……。

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